10.メッキ

(パチンコ玉専用の工程)
鋼球の表面光沢と防錆性、耐摩耗性を高めるためにパチンコ玉専用メッキ設備で硬質クロムメッキを施します。クロムメッキ浴の中に螺旋誘導溝のついた回転ドラム(カソード)と固定電極(アノード)があり、その電極間に鋼球を転がしながら連続でメッキ処理をしているので、鋼球表面に均一で光沢のある硬質クロムメッキ加工を施すことが出来ます。 精研磨された鋼球の極表面を鏡面になるままで時間をかけてバレル方式で磨きあげます。パチンコ玉の場合メッキ処理を行うので、鋼球表面を超精密級レベルの鏡面に仕上げしないとメッキ処理をしても美しいパチンコ玉に仕上がりません。洗浄後、錆び止め処理をします。
メッキ行程図
パチンコ玉専用メッキ設備って?
ちょっと難しくなるが良く聞いてくれるかの。硬質クロームメッキ処理をするのには、大量の電気が必要なのじゃ。 ふつうは、品物のメッキが必要で無い部分を掴んでメッキ処理をするんじゃが、そうすると掴んでいる部分には当然メッキが付かないんじゃな。
あ、そっか、球体はそれじゃまずいですね
うむ、鋼球は表面すべてにメッキが必要じゃから電極の間に鋼球を転がしながら メッキを付ける必要があるのじゃ。 その為に大量の電気を通す為に電極と鋼球の間隔は狭くしなければならないんじゃ。 ただ、両方の電極に鋼球が触れるとスパークして不良になるから気をつけないといかんのじゃ!
そっか、本当に大変なんですね、パチンコ玉1個つくるのにもすごい手間がかかってるんだなぁ