2.プラスチックの種類

「どうしてエンプラはできたの?」
「大量生産に対応するために、金属部品への代替手段として、軽くて加工が簡単で安い素材のエンプラが開発されたのじゃよ。エンプラが普及すると、ますますプラスチック部品のニーズが高まり、より高性能なスーパーエンプラが開発されたのじゃ!」

熱可塑性プラスチックの種類

熱可塑性プラスチックは耐熱性の度合いで、汎用プラスチック 、汎用エンジニアプラスチック 、スーパーエンジニアリングプラスチックの3分類します。
  • 汎用プラスチック(一般的)  
    耐熱性能が100℃程度で樹脂価格が比較的安く加工もしやすい一般的な熱可塑性プラスチックのこと。
    例:ポリプロピレン(PP) アクリル樹脂(PMMA) ABS樹脂(ABS) ポリエチレン(PE)など
  • エンジニアリングプラスチック (エンプラ) 
    機械的強度や耐熱性に優れ、主に高い性能の求められる工業用部品などに使われる樹脂、価格も汎用プラスチックに比べ相当高価。
    ※正式な定義はないが、一般的に引張強さが49MPa以上、曲げ弾性率が2.35GPa以上、耐熱変形の温度と耐熱劣化の温度がともに100℃以上
    例:ポリアミド(PA) ポリカーボネート(PC) ポリアセタール(POM)など
  • スーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)  
    エンプラよりも更に高い熱変形温度150℃以上にも、長期間使用できる特性を持つ熱可塑性プラスチックのこと。
    例:ポリエーテルエーテルケトン(PEEK) ポリアミドイミド(PAI) ポリイミド(PI)など