特許の公開について
社会への貢献
佐藤鉄工は、明日への限りなき飛躍をめざし、幅広く研究開発を進めています。
次世代を見越し築き上げた佐藤鉄工の開発技術資産を「特許の有償公開」 という形で社会への貢献を目指しています。
端的に言えば、既設の転造刻印機で刻印化されている遊技球へのデザイン及び刻印(ラインの長さ)の、見方を変えて必要なトレーサビリティ管理情報や識別情報を、バーコードタイプによる刻印を遊技球に施すことにより管理する方法である。
技術的には、既設の転造式刻印でデザインできるスペースの最大は球の外周、赤道上に幅約5.5mmで、使用する金型は、片面最大=(縦約5.5mm×横約14mm)×2である。
このスペース全体をデーター書き込み可能領域とし、データーの記録にはバーコードタイプ(ライン)の刻印加工を行うものである。(下図参照)
New パチンコ玉(バーコード刻印)の製造法 ( 特許第3806137号 )
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従来、これまで製造された遊技球(パチンコ玉)について、大きな問題も無く、またその品質に対する要求もされることがありませんでした。 しかし、社会情勢の変化に伴って、遊技球が不法投棄されたり、犯罪に利用されていることなどの観点から、遊技球の品質管理、トレーサビリティの導入が求められる状況となってきました。 これを契機として佐藤鉄工では、上記の問題点の解決と公平、公正な遊技環境に寄与するための技術開発に取り組んできた結果、遊技球に必要な情報を必要なだけ記録できる遊技球製造技術の開発に一定の成果を得ることができました。 また、この製造技術の導入に伴う新しい「品質管理システム」、「 トレーサビリティ管理システム」、「流通システム」についても継続して研究開発を行っています。 |
技術の概要
遊技球に必要な情報を必要なだけインプットできる技術とはどのようなものか?端的に言えば、既設の転造刻印機で刻印化されている遊技球へのデザイン及び刻印(ラインの長さ)の、見方を変えて必要なトレーサビリティ管理情報や識別情報を、バーコードタイプによる刻印を遊技球に施すことにより管理する方法である。
技術的には、既設の転造式刻印でデザインできるスペースの最大は球の外周、赤道上に幅約5.5mmで、使用する金型は、片面最大=(縦約5.5mm×横約14mm)×2である。
このスペース全体をデーター書き込み可能領域とし、データーの記録にはバーコードタイプ(ライン)の刻印加工を行うものである。(下図参照)
既設の転造刻印機 |
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バーコード刻印の特徴
- 遊技球製造工場であれば、既設の設備で加工、量産が可能である。
- 新しくデーター刻印が追加されるので従来の刻印遊技球とは識別できる。
- 少スペースに多くの情報が遊技球に記録でき、余白に通常の刻印加工も可能である。 追加情報の例・・・製造元・販売元・使用者・製造年月日など
- 技術的には従来の刻印加工技術より生産技術及びデータ管理が必要で偽造防止になる。
- 遊技球独自の管理システムの構築が可能で、関係者以外に情報は漏れない。
- 刻印部分に特殊な塗料で色を付ける事で、さらなる偽造防止が可能になる。(下写真)
バーコード刻印されたパチンコ玉 | 発光するバーコード刻印部分 | ||
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・特殊な塗料による色付 ・特殊なライトを照射すると発光する(右写真) |
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・特殊なライトに反応して発行する刻印部分(左写真) |
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なお、特段の事情により実施の許諾が困難な場合がありますので予めご了承ください。