セラミック球

球体から無限の可能性を生み出す
セラミックス

セラミックスは、ギリシャ語の「keramos」に由来した英語で、広義には陶磁器全般、狭義では基本成分が金属酸化物で、高温での熱処理によって焼き固めた焼結体を指します。陶磁器、ガラス、セメント、耐火物などは古くからのセラミックスであり、最近の精密で高度化した電子材料、機械材料などは、ニューセラミックス、またはファインセラミックスと呼ばれています。

ファインセラミックは、アルミナ、ジルコニア、窒化ケイ素などの精製された原料を用いて、特定の機能を最大限引き出すよう製造された材料で軽量で硬度が非常に高く、高温強度が大きく耐摩耗性、耐食性など、 機械的、熱的、磁気的、科学的、絶縁性に優れた特性を持っています。

ファインセラミックスは、機械部品、電子部品、医療部品、さらに宇宙原子力部品等に至るまで多方面で利用されています。


セラミック球の種類と特徴

アルミナ球(Al2O3) ◆アルミナ球(Al2O3)   アルミナはアルミニウムの酸化物で、融点が高く、高強度、耐摩耗性、耐食性、電気絶縁性、化学的安定性などに優れている一般的なファインセラミックです。

一般的用途 半導体製造装置部品、一般産業用部品、耐磨耗部品、電気絶縁部品、各種治工具などに利用されています。

ジルコニア球(ZrO2) ◆ジルコニア球(ZrO2)   ジルコニアはジルコニウムの酸化物で、高融点、高靭性、断熱性、高強度、耐熱性、光変換性、導電性に優れた材料であります。また、立方晶ジルコニアは透明でダイヤモンドに近い高屈折率を有することからダイヤモンドの代替品(宝石)として認知され始めています。

一般的用途 エンジン部品、ガスタービン、各種金型、工業用刃物、光コネクター部品、ベアリング、特殊バネ、宝飾部品などに利用されています。

炭化ケイ素球 ◆窒化ケイ素球(Si3N4)   窒化ケイ素はケイ素の酸化物で、高温域(1000℃以上)での機械的強度の低下が小さく、耐熱衝撃性、耐熱性、耐摩耗性、耐食性、絶縁性に優れ、各種セラミックスの中で最もバランス良い特性をもつ材料と言われています。

一般的用途 エンジン部品、プラント関連部品、熱交換器、ベアリング・軸受、切削工具、伸線用部品、耐摩耗性部品、半導体製造装置部品、耐熱部品などに利用されています。

炭化ケイ素球(sic) ◆炭化ケイ素球(SiC)   炭化ケイ素はケイその炭化物で、高温強度、伝熱性、耐熱性、耐摩耗性、耐食性、絶縁性に優れた材料であります。他のファインセラミックスに比べ、高温域での機械強度の低下が小さく、高硬度で摺動特性が良好です。

一般的用途 エンジン部品、プラント関連部品、ベアリングなど摺動部品、ケミカルポンプ、耐熱部品、耐摩耗性部品、半導体製造装置部品などに利用されています。


ファインセラミック球は、新しい時代の機械要素部品として、需要家各位のご要望に必ずやお応え出来るものと確信しております。
各種セラミック材料の性質(一般的なデータ)
項目\品種 酸化物系 非酸化物系
アルミナ ジルコニア 窒化ケイ素 炭化ケイ素
Al2O3 ZrO2 Si3N4 SiC
密度 (g/cmm3 3.60~3.90 6.00~6.08 3.22~3.35 3.10~3.15
熱膨張係数 (deg-1) 7~8 8~12 3.2~3.6 4~5
熱伝道率 w/(m・deg) 17~25 2~4 17~29 40~80
弾性率 (×105mpa) 3.0~3.8 2 2.3~2.7 3.7~3.8
曲げ強さ (mpa rt) 340~780 780~1470 490~980 590~980
圧縮強さ (mpa) 1960~2940 3920 1960~3920 -
硬度 (hv) 2000~2100 1300~1500 1600~2100 2000~2500
使用温度 (℃) 1700 2000 1200 1400
※ご用命により各セラミック素材・支給セラミック材料の加工も致します。
※ 各種サイズの標準品在庫があります。(お問い合わせ下さい。)
佐藤鉄工は出来るかぎりお客様のご要望にお応えするように努力致します。