福島に出張に社長、専務たちと行っていました。
飛行機で行こうかと話し合いしたのですが、東北新幹線 『つばさ』で行くことになりました。
東北新幹線に乗るのも、見るのも初めてです。

ホームに上がって見ると「つばさ」と「やまびこ」が連結されていました。 …スゲー 

福島駅で切り離しされて我々の乗っていた「つばさ」は山形・新庄方面へ向かい
「やまびこ」は仙台・盛岡方面へ向かいます。
急いでいたので切り離すところは見れませんでした。

福島駅周辺は雪が無く思ったより寒くなかったです。
…(打ち合わせ)…
福島での仕事を終えて夕方東京にもどりホテルにチェックイン
夕食は東京の会社の人に銀座の雲南料理・キノコ火鍋『御膳房』につれて行ってもらいました。
中華料理は北京、上海、四川、広東の四大料理しか知りません…どんな料理か楽しみ~ 

店内の雰囲気は高級中華料理店そのものでビル11階からの眺めも最高です。 
我々は個室に案内されて…ビールで乾杯 
その後、料理が運ばれて来て、係りの人が料理ごとに食材について詳しく説明して下さいます。 |
前菜盛り合わせ
 |
|
フカヒレの姿煮込み
 |
前菜は日本料理のように繊細な味で美味しい~ 
フカヒレの姿煮込みも魚の生臭さが一切無く、上品な薄味で最高 
メインのキノコが登場 … …(スゲー!!)
雲南キノコ

係りの人がキノコ別に効能の説明をして下さいました …しかし… 忘れました。
雲南キノコ

中華料理と言えばビールより紹興酒と言う事で鍋が出来るまで紹興酒に変更 
『雲南キノコ鳥骨鶏火鍋』は別テーブルで調理して、取り分けて出してくれました。 |
車海老とキノコ炒め
 |
|
キノコ鍋-01
 |
取り分けられて出てくるキノコ鍋料理はキノコの色々な味、食感が楽しめ、またスープが美味い~ 
健康的な料理を食べ、もっと健康になろうと薬用酒を注文されました。

それぞれ高級な漢方薬が入った白酒(パイチュウ)を1杯づつ頂きました。 
冬虫夏草と鹿角は白酒独特のコウリャンの味が強く 、タツノオトシゴ入りは高麗人参のエキスのせいかまろやかで飲み易かったです。 しかし60度近いお酒なので飲んだ瞬間に喉から胃までアルコールが染込んでいくのがわかりました。
元気になりそう~!! |
キノコ鍋-02
 |
|
キノコ鍋-03
 |
最後に、過橋米線(かきょうべいせん)が出て来ました。
この 麺はお米から出来ていて…お米の発祥の地が雲南省だと説明されました。
このお店を良く知る部長さんが、過橋米線の「過橋」とは橋を渡るという意味でと…詳しく説明して下さいました。
『雲南省南部蒙自県の南湖にある小さな島は、科挙の試験を受ける書生が集中して勉強をするには適した場所で、ある書生がこの小島で科挙に備えて勉強に取り組んでいた。
書生の妻は食事を作って運ぶのだが、夫はすぐに食べないのでいつも冷めてしまう。
ある時、鶏を土鍋で煮込み夫の元へ届けたところ鶏油が浮いていて、長い時間が経過しても料理は熱さを保っていた。そこに米線を入れたところ、夫はとても美味しいと喜んで食した。夫が喜んだので、妻は度々この料理を作り、小島への橋を渡って夫の元へ運んでいた。
後に夫は科挙に合格し、妻が届けた米線のおかげで合格できたと語られるようになった 』
さすがやな~ こんな説明を聞きながら食べると料理が10倍美味しくなります。 |
雲南特色点心
 |
|
過橋米線(米の麺)
 |
お米の麺と言えばビーフンしか知りませんでしたが、過橋米線は素麺やうどんとは少し違う食感で美味しかったです。
デザート
 |
雲南省と言うと三国志や高地トレーニングで有名な昆明しか知りませんでしたがこんな料理があった事に驚きました。
初めてずくしの出張でした。 |