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東福寺の涅槃会-№1

観光・旅行

2010/03/15

こんにちは

友人に誘われて東福寺の涅槃会に行ってきました。

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東福寺の涅槃会は3月14(日)~16日(火)に行われていて、大涅槃図開帳や国宝・三門特別拝観、国宝・龍吟庵特別拝観が出来きます。

待合わせの10時より一時間も早く到着したら友人家族も到着してたので、早速本堂へ参拝にいきました。

東福寺・仏殿(本堂)

本堂にの天井には巨大な龍が描かれていて、正面には大涅槃図が開帳されていました。

東福寺・本堂(涅槃会)

東福寺・大涅槃図

 

東福寺・本堂の天井画龍

大涅槃図には珍しく猫が描かれています。

明兆禅師がこの大涅槃像を描いている時に、 一匹の猫が裏山の谷から色々な絵具をくわえてきて 涅槃図を描くのを手伝ってくれたためなんだそうです。

東福寺・大涅槃像

 

東福寺・大涅槃像の猫

東福寺・花供御

 

お土産に本堂で売られていた
花供御』(はなくそ)を購入しました。

お釈迦様の鼻くそではありません。

アラレと黒豆が入っていて、お釈迦様の御供えとしてつくられ、そのおさがりとして販売されていて、御供を年々受ける人は、長寿の利益があると言われています。

次に、国宝・三門の特別拝観に行きました。

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横の急な階段でこの三門の上に上がる事ができました。

東福寺・三門の山廊

 

東福寺・三門の階上

門の上にも仏像が…

三門の階上にもお釈迦様と十六羅漢像があり、ボランティアの人から15分くらい説明を聞きました。
内部は撮影禁止だと知らずに撮影した写真です。

東福寺・三門の楼上内部

東福寺・三門の大額

 

正面縁の大額「妙雲閣」の筆は足利義持のもので、

当時の禅寺は女人禁制だったので、『』の字の女を使わず、『』となっているのだと説明を受けました。

東福寺・三門の階上

 

東福寺の阿弥陀如来立像は8枚の蓮華形の台座を逆さに置いた上に立っているのが特徴であり、三門の手すりの四方にも蓮の華を逆さまにしたような飾りが付けられていました。

写真の左にある柱は太閤柱と呼ばれる柱らしく
太閤秀吉が補強のために追加した柱だそうです。

ボランティアの皆さんの説明で大変勉強になりました。

つづく